まつぼっくり隊のみなさんによる「読み聞かせ会」
9月9日(月)にまつぼっくり隊の5名の方々による「読み聞かせ会」が行われました。
第1部には幼小学部5名が参加しました。童謡の『静かな湖畔』の替え歌の絵本「ねばらねばなっとう」は、鍵盤ハーモニカ、横笛、ウクレレの演奏に合わせて歌いながら、読み聞かせが始まりました。大型絵本、紙芝居の他に点字絵本も用意してくださり、実際に触って本を楽しむこともできました。落語絵本「まんじゅうこわい」では、面白さにぷっとふき出し、みんなが知っている「三匹のこぶた」は、絵本ではなく紙芝居でお話を楽しみました。
第2部は、3つの教室にわかれ、生徒8名が参加しました。楽しみにしていた乗り物の本や落語、平家物語などの読み聞かせがありました。軽快な落語に笑いがおこり、平家物語では迫力のある読み聞かせに圧倒され、古典の世界へぐっと引き込まれていました。生徒からは「落語のお話がとても面白かったです。」「ねばらねばなっとうが楽しかったです。」「10年以上ずっと読み聞かせしてもらった本が思い出になっています。」などの感想がありました。最後に、中学部の生徒たちが作業学習で作った組みひもで作った「ハンドストラップ」を感謝の気持ちを込めてお渡ししました。
これまで読み聞かせしてもらった数々の本が思い出されます。
例年同様、趣向をこらし、幼稚部から高等部までの幅広い年齢層の子どもたちの感性を大事にして下さる読み聞かせ会は、幼児・児童・生徒だけでなく職員にとっても素敵な時間となりました。
まつぼっくり隊のみなさん、本当にありがとうございました。