2021年6月30日水曜日

幼小学部 高松公園マラソン

 6月17日(木)に幼小学部高松公園マラソン大会が行われました。6年生にとっては最後のマラソン大会ということで、みんな力を入れて練習に取り組んできました。その成果も出て、自己ベスト記録を出した児童も多くいました。とても良い時間をみんなで過ごすことができたと思います。大会がおわっても、それぞれ体力づくりを続けていってほしいと思います。





高等部普通科2組 前期校内実習


6月14日(月)~25日(金)に高等部普通科2組の生徒が校内実習を行いました。


一日の始まりにラジオ体操! 心身ともに目を覚まします!


〈油吸い取りパック〉
実習のメインである油吸い取りパック『アブラすうぞう』作り。破かないように丁寧に詰めます。



できあがった製品をラッピング!
美しく袋に詰められるように細心の注意を払って。



 いただいた注文票を一覧にまとめています。



     注文していただいた品物をお届けします。
「ありがとうございました。またよろしくお願いします。」


〈ぽち袋〉
本格的に製品作りに入る前に、きれいに貼る練習です。
貼る位置や糊の付け方・・・ かなり集中力が必要です。


体重をかけて 型抜き!



〈点字名刺〉
点字名刺のサンプル作り。

先生方から注文を受けて作成します!


2週間の校内実習 お疲れ様でした。

今回の成果と反省を元に、
日々の作業学習を頑張ります!





 

2021年6月24日木曜日

速報! 第70回 東北地区盲学校弁論大会 

 令和3年6月23日(水)第70回東北地区盲学校弁論大会が福島県立視覚支援学校で行われました。今回は東北地区の各盲学校の代表11名が弁論を事前に記録し、その映像を福島県立視覚支援学校で視聴して審査を行うというリモートでの大会開催でした。本校の視聴会場には中学部3年の遠野希来々さん、高等部専攻科保健理療科2年の司城真さんの応援に児童・生徒・職員が集まり、11名の弁士の熱弁に静かに聴き入りました。希来々さんは体験から学んだことをのびやかな声にのせて生き生きと伝え、司城さんは人生に真摯に向き合って考えたことやこれからの自分について落ち着いた声で堂々と伝えました。みんなでわくわくしながら結果を待ちました。祝!優秀賞 ダブル受賞という結果でした。お二人の健闘に大きな拍手をおくります。おめでとうございます。

テレビ画面からながれる演説に聴き入っている様子


希来々さん、司城さんの健闘を拍手でたたえています







2021年6月22日火曜日

中学部 6月9日(水)校外学習

 今回の目的

1 「家から避難所、避難場所までの道のりの確認、安全点検」

2 「非常食を自分たちで買ってつくって食べてみること」

 確認、安全点検

 当日は、晴れて暑くなるかと思いましたが、出発する頃には曇り、歩くのにちょうどよい加減。スクールバスに乗って出発です。

 何度か歩いている道でも、改めて歩いてみると気をつけなければならない場所、前と変わっている場所、自分としては気がつかなかったけれど、目印にしている物など、新しい発見がありました。(個人情報保護のため写真は掲載しません)

 昼食

 昼食は、ビッグハウスとホーマックで非常時に食べられる防災食や保存食を購入しました。

 



 学校に戻ってから教室を避難所に見立て準備しました。カセットコンロにガスをセットしお湯を沸かし、用心深く袋に入れたり、缶を開けたりして準備しました。ブルーシートにヨガマットや段ボールをしいたり、いすを机代わりにしたりして、少しでも快適にする工夫をしたり、食べ応えはどうかなどについても考えました。






 

 食べてみると、パンやビスケットだけだと口の中が乾くとか、野菜不足になりそうとか、野菜ジュースは結局トマトの味がするとか、自分の好きなご飯は白飯とか、ビスケットは好みはどれとか、ドライフルーツは意外といける、そして、非常食はおなかがいっぱいになる、足りないなど、実際食べてみなければ分からないことが多かったです。

まとめ 

 5時間目、6時間目はまとめを行いました。



 安全点検では、点字ブロックがはがれているところがあること、車が多い車道の近くを歩くこと、カーブの出口の横断歩道、避難場所になっている学校の段差も、慣れていないので注意しなくてはならないこと、天気によって点字ブロックも滑ることがあることなど、それぞれの場所での危険が見つかりました。
 また、避難するとき、目印にできる物は消火栓、看板、マンホール、塀、電信柱などと確認できました。目印は日々、変わっていったり、状況によってはなくなることもあるので、(雪の日のマンホールなど)、普段から家の周りを歩いて目印を増やしていくことが必要なことや、近所の人や避難所になっている場所の方と話をして、顔見知りになっておくことも安心につながることに気付きました。

 普段の生活の中で、家の近くも歩いておいて、備えておくことが大切。

    「備えあれば、憂いなし」



2021年6月21日月曜日

幼小学部 宿泊学習

 6月3日(木)、4日(金)に幼小学部3・4年生の宿泊学習が行われました。盛岡市内の宿泊施設に泊まり、美味しいドーナツをみんなで楽しく食べたり、ゲームをしたりしました。大浴場にみんなで一緒に入ったり、朝の身支度を整えたりすることなど、親元を離れての宿泊の体験が初めてだった児童にとっては、とても貴重な学習になったことと思います。




2021年6月18日金曜日

高等部理療科 手でみる博物館

 6月16日(水)、理療科2年の生徒4名が動物の骨や剥製の観察(触察)を通じて、学習を深めることを目的として「視覚障がい者のための手でみる博物館」を訪問しました。館長が自ら説明にたち、一人一人のニーズに応じて懇切丁寧に教えてくださいました。触れたことがないクジラやサメなどの骨格や剥製に触れるたび、生徒達から「ああ!」「お~!」という歓声があがり、生徒達は終始感動していました。さらに、博物館の創設者である桜井政太郎先生のことにも触れられ、偉大な先輩の業績を知る貴重な時間となりました。

シュモクザメの目の位置、鮫肌を実感しています。

クジラの肩甲骨の存在とサイズに感動!


2021年6月8日火曜日

ラジオ番組での「手でみる博物館」の取り組み紹介

 本日、6月8日午後10時(22時)~,NHKラジオ第1のNHKジャーナルという番組の中で「手でみる博物館の取り組み」と,そこを訪問して様々な事を学んでる本校の小学部5・6年生へインタビューした内容が取り上げられるそうです。みなさん是非ご視聴ください。

第23回岩手県障がい者スポーツ大会

 6月5日(土)に県営運動公園で開催された第23回岩手県障がい者スポーツ大会に小・中・高等部の生徒11名が参加しました。前日までの雨がうそのような爽やかな初夏の日差しのもとで児童生徒達は日頃の練習の成果をしっかりと出し切りました。大会ではさまざまな制約から解き放たれ,それぞれの競技にのびのびと,真剣なまなざしで取り組みました。全校朝会で紹介された競技終了後のインタビューでは,「一生懸命がんばりました、来年の大会ではもっといい記録をだしたいです」など充実した様子や声を聞くことができました。競技の合間にみせるはじける笑顔は、応援にかけつけた児童生徒・職員・保護者の気持ちまで明るくしてくれました。今大会の記録は生徒昇降口正面の壁に掲示してありますので,みなさま是非ご覧ください。

壁新聞で活躍が紹介されました。

まとを真剣にねらっています。

飛んで走ってゴールしました
                
   
          初めて参加した小学部生も力強く走りました。