2024年3月15日金曜日

高等部普通科2年生手でみる博物館へ

 3月14日(木)高等部普通科2年生の生物基礎の授業として「視覚障がい者のための手でみる博物館」へ行きました。今回のテーマは「それぞれのバイオームに特有な生物を触る」でした。剥製や模型、角や脚部のツメ等を触りながら、生息する場所とそこに生きる生物との関連や特徴をじっくりと学びました。生徒からは「ツンドラで暮らすトナカイは雌雄ともに大きな角をもつこと、その角を使って地面から餌を探すという話が特に印象に残りました。」との感想がありました。ニホンジカとトナカイ・ヘラジカがもつ角の形や大きさ、重量感を触り比べる ”触察”から、普段目にすることがない生物の生態について興味をもち体験的に学ぶことができました。
 館長の川又さん、大変ありがとうございました。

ヘラジカの大きな角を観察しています



2024年3月14日木曜日

令和5年度卒業式

 3月8日(金)、令和5年度卒業式が挙行され、小学部1名、中学部1名、高等部普通科5名、高等部専攻科1名の計8名の児童生徒が旅立ちの日を迎えました。今年度は9名のご来賓をお迎えし、多くの方々に見守られながらの式となりました。







 式辞では、近藤校長が児童生徒それぞれの成長と活躍を称えるとともに、かつて本校を訪れたヘレン・ケラー女史の「私たちは決心さえつけばやれぬことはない。頑張ってやらなければいけません。しかし、一人ではいけない。互いに協力して手を握り合って幸せになりなさい。」という一節を交え、くじけそうになったときは、この学校で共に学んだ仲間や先生方を思い出し、次のステージで自分なりの花を咲かせてくださいと励ましのことばをくださいました。


 PTA会長からは、「あなたの夢を否定する言葉に耳を貸さないでください。あなたの情熱をあなた自身が信じてあげてください。」というドラマのワンシーンを引用し、「まずはやってみたいことにチャレンジしてほしい。やってみてどうしてもできないときは遠慮なく周りの人たちに助けを求めればよい。新しい道に進んでもきっとあなたを助けてくれる人たち(ご縁)に出会えるはずです。」と心温まるお祝いのことばをいただきました。


 送ることばでは、在校生代表が卒業生・修了生と共に活動した思い出を語り、卒業生・修了生の前途をお祝いするとともに、先輩たちから学んだことを胸に刻んで頑張っていきたいという決意を述べました。


 お別れのことばでは、卒業生・修了生代表が、中学部から高等部まで、この学校で過ごした6年間を振り返り、経験した数々の出来事を懐かしそうに語ってくれました。また、これまで学校生活でお世話になった先生方、寄宿舎の先生方、栄養士さん、調理員さん、事務室や学校技術員のみなさん、そしてこれまで自分を支えてくれたご両親に対し、感謝の気持ちを伝えました。


 今年度は花道をつくって、卒業生・修了生を送り出しました。


 今年度もたくさんの方々からお祝いのメッセージを頂戴しました。


 卒業生・修了生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。私たちはいつまでもみなさんを応援しています。


高等部 予餞会

 3月5日(火)高等部予餞会が行われました。楽しい余興で盛り上がり、楽しい会となりました。卒業生、修了生の皆さん、おめでとうございます。




踊って最後の決めポーズでジャスト1メートルでメジャーを止めることができたら景品ゲット。見事1名、ジャスト1メートルが出ました!




北山亭小春の卒業公演!アンコールも起こり盛り上がりました。














2024年3月13日水曜日

中学部 卒業・修了を祝う会

 34日(月)に、卒業・修了を祝う会が行われました。

この日を楽しみにみんなで準備をし、卒業生も修了生も、笑顔いっぱいで、最後に良い思い出をつくることができました。

4月からはそれぞれ新しい学年になります。さらなる飛躍を期待しています。

なぞなぞとオリジナルクイズ、そして卒業生へのエール。
音あてクイズと呼び込み君ダンスの披露!
先生たちからも卒業生へメッセージと
応援歌として「♪ランナー」を披露しました。

来年度も頑張るぞー!

2024年3月12日火曜日

ステップさん、ありがとうございます

 3月12日(火)本校の学習活動を支えて下さっているステップさんに、中学部2年生が代表して感謝の気持ちを伝えてくれました。

「いつも点訳や図書室のお仕事をしてくださってありがとうございます。ぼくたちが作った作業製品(組みひもストラップ)です。どうぞ使ってみてください。」

 今年度もたくさんの資料の点訳、図書室の環境整備にお力をかしていただき大変感謝しております。本当にありがとうございました。

作業製品を渡している様子
ステップさん「ありがとう。きれいですね。」
生徒「集中して作業しました。」


2024年3月11日月曜日

読書推進標語&図書室利用大賞の表彰

   3月6日、皆勤賞や漢字検定などの表彰が行われました。図書室関係では、「令和5年度岩手県読書推進標語」優秀賞を受賞した生徒1名と「令和5年度図書室利用大賞」幼小学部・中高等部のそれぞれ上位3名が表彰されました。おめでとうございます。来年度もぜひ図書室に来て、たくさんの本やCD・DVDを楽しんでください。

読書推進標語 優秀賞
「本が奏でる心のメロディー 共に広がる無限の世界」


図書室利用大賞 幼小学部 表彰式の様子


図書室利用大賞 中高等部 表彰式の様子
「1年間に103回 図書室を利用しました。」すごい!!



2024年3月7日木曜日

杜陵高校生との交流②

 3月6日(水)15:00~、普通科1組の3名と杜陵高校の生徒6名との交流の2回目が行われました。

今回は、盛岡タイムスの記者さんの質問に答える形で進み、前回の交流の様子や感想を交流しました。

生徒の話し合いの中で、今後の両校の交流についても話題となり、「点字や白杖歩行のことを教えたい」「見えづらい方と美術作品の制作をしたい」「フロアバレーボールの本気の試合をしたい」「文化祭でのカフェの出店はどう?」など、魅力的なアイディアが飛び交いました。

最後に、拡大教科書や点字教科書の説明をしたり、両校の授業の様子について語り合ったりしました。



2024年3月5日火曜日

小学部 復興・防災学習

  2月21日(水)に今年度最後の復興防災学習(非常食体験)を行いました。

 今回の非常食はパックご飯とレトルトカレーです。電子レンジが使えると想定し、ご飯とカレーを温めました。日ごろ電子レンジを使う経験が少ない児童にとっては、ボタンの操作も良い体験となりました。

 カレーライスは思ったよりも美味しく、全員完食できました。避難所でも食べることに困らなそうです!簡単に調理して美味しく食べられる物を覚えておくことは、災害時だけではなく、日常生活にも役立ちそうです。














幼少学部 卒業おめでとう会

 

3月1日(金)に幼小学部卒業おめでとう会が行われました。今年度、小学部からの卒業生は1名となります。これまでの思い出をみんなで振り返ったり、感謝の気持ちを伝え合ったりと、とても心温まるお祝いの会になりました。中学部にいっても色々なことにチャレンジし、笑顔で楽しい学校生活を送ってほしいです。