2021年6月22日火曜日

中学部 6月9日(水)校外学習

 今回の目的

1 「家から避難所、避難場所までの道のりの確認、安全点検」

2 「非常食を自分たちで買ってつくって食べてみること」

 確認、安全点検

 当日は、晴れて暑くなるかと思いましたが、出発する頃には曇り、歩くのにちょうどよい加減。スクールバスに乗って出発です。

 何度か歩いている道でも、改めて歩いてみると気をつけなければならない場所、前と変わっている場所、自分としては気がつかなかったけれど、目印にしている物など、新しい発見がありました。(個人情報保護のため写真は掲載しません)

 昼食

 昼食は、ビッグハウスとホーマックで非常時に食べられる防災食や保存食を購入しました。

 



 学校に戻ってから教室を避難所に見立て準備しました。カセットコンロにガスをセットしお湯を沸かし、用心深く袋に入れたり、缶を開けたりして準備しました。ブルーシートにヨガマットや段ボールをしいたり、いすを机代わりにしたりして、少しでも快適にする工夫をしたり、食べ応えはどうかなどについても考えました。






 

 食べてみると、パンやビスケットだけだと口の中が乾くとか、野菜不足になりそうとか、野菜ジュースは結局トマトの味がするとか、自分の好きなご飯は白飯とか、ビスケットは好みはどれとか、ドライフルーツは意外といける、そして、非常食はおなかがいっぱいになる、足りないなど、実際食べてみなければ分からないことが多かったです。

まとめ 

 5時間目、6時間目はまとめを行いました。



 安全点検では、点字ブロックがはがれているところがあること、車が多い車道の近くを歩くこと、カーブの出口の横断歩道、避難場所になっている学校の段差も、慣れていないので注意しなくてはならないこと、天気によって点字ブロックも滑ることがあることなど、それぞれの場所での危険が見つかりました。
 また、避難するとき、目印にできる物は消火栓、看板、マンホール、塀、電信柱などと確認できました。目印は日々、変わっていったり、状況によってはなくなることもあるので、(雪の日のマンホールなど)、普段から家の周りを歩いて目印を増やしていくことが必要なことや、近所の人や避難所になっている場所の方と話をして、顔見知りになっておくことも安心につながることに気付きました。

 普段の生活の中で、家の近くも歩いておいて、備えておくことが大切。

    「備えあれば、憂いなし」