2024年2月19日月曜日

視覚障がい者のための手でみる博物館

 2月15日(木)高等部普通科3年生2名で「視覚障がい者のための手でみる博物館」行ってきました。今回のテーマは「骨」、高校生にとってはあまり馴染みがないテーマでした。最初に、いくつかの生物の模型を触って体形などを確認した後、頭蓋骨・背骨・上肢の骨等をたくさん触って観察しました。比較しながら骨を触る中で、「ヒトとクジラの骨は同じ哺乳類でも大きさはずいぶん違うが、共通する骨も多いこと」や、「鳥類の羽毛の下には翼を動かす筋肉を支える大きな骨があること」など、剥製を触ってもわからないことも骨を触るとわかる、という実感や小さな違いを見つける喜びを感じていたようでした。
 館長の川又さんが「生き物の骨の形には意味があります。いろいろな動物の骨を触るとますますおもしろくなってきますよ。」とおっしゃったことに、生徒達も大いに納得した様子が見られました。
 今回の見学で、じっくり触って、気がついて、わかるという貴重な体験ができました。館長の川又さんに大変感謝申し上げます。

川又館長のお話を聴いています

歯を触ると食べているものがわかる!

         

クジラの胸びれの中に骨があった!