2023年6月28日水曜日

理療科生はじめて「手でみる博物館」へ

 6月27日(火)理療科生全員で、3年ぶりに「視覚障がい者のための手でみる博物館」へ行きました。最初に館長の川又若菜さんから、本博物館の創設者である 故 桜井政太郎先生のモットー「百聞は一触に如かず」についてお話がありました。その後、川又さんの説明を聴きながら、貝、肉食・草食動物の頭蓋骨や哺乳類・サメのはく製などをじっくり触りました。生徒たちは、巻貝の巻の向き、歯の形や大きさの違いや、しっぽの長さや体毛などの感触の違いなど、多くのことを感じとったようです。3時間ほどの見学時間でしたが、生徒からは「もっと多くのものを触りたかった。ライオンのはく製に触れることができて感激した。椎骨の大きさでクジラが大きいことが実感できた。」などの感想が聞かれました。
 見えにくい・見えづらい視覚障がい者にとって、触って感じとり、思考する時間がとても貴重な体験になるということを職員・生徒一同あらためて感じることができました。館長の川又さん大変ありがとうございました。
するどい歯をもっているから肉食動物かな?

大きすぎる椎骨の持ち主は

ツキノワグマの子どもの鋭い爪にびっくり

サメ肌ってこんな感じ?